9月29日(金)
アニメーションの多様な展開
-- 18:00-19:00 --
デジタル表現の可能性をいかに作品世界に反映させていくか?
技法の成熟を超えて、より濃密な表現をTVFの最近の入賞作品に探る。
歴史を私有化したいのです:アートとドキュメントを巡って
-- 19:30-20:30 --
SVP2の佐藤博昭セレクション。自作も交えて、アートとドキュメントの間を揺れ動く作品をとりあげる。
終了後にトーク&ビールあり。
9月30日(土)
複数の私を巡って
-- 13:30-14:30 --
個人映像の表現には幾つもの「私」が現れてきた。
日記映画の手法を引き継ぐもの、作品の中に「私」を再構成して見せようとするもの。
このプログラムでは、TVF入賞作に加え、若い作家の作品から「私」の在処を発見する。
映画に向かうもの、超えるもの:『遺影』を巡って
-- 15:00-15:30 --
映像作家三宅伸行の新作短編『遺影』(2006年 15分)を上映し、
作者と共にこの「映画」がたどり着こうとする表現を考える。
Moving Images
-- 16:00-17:00 --
映画のプリミティブな現象である「運動」をテーマに、コンセプチュアルなものからアニメーションまで幅広い作品をセレクト。見る者の感情をMovingさせるものになることを願う。(田中廣太郎)
橋本 敏和/photos from a train window
川崎 友幹/a book of journey
鈴木 雄一郎/FOOT BALL FOOT
田中 廣太郎/WISIWYG -version- ,Kaizer
10月28日(土)
ビデオジャーナリズムはなぜ面白いのか:事実と表現を巡って
-- 13:30-14:30 --
市民ビデオ作家によるビデオジャーナリズムは新たな局面を迎えている。
TVFの作品を題材に事実と表現の関係を掘り下げる。
それはいつも世界とつながっている
The Festival Signes de Nuit セレクション
-- 15:00-16:00 --
一個人として何かを発するとき、それはかならず世界と繋がっていく。たとえそれが、秘めた幻想や夢想であっても、内なる怒りや苦悩であっても、形作るという行為(realization)によって、また見せる(expression)という行為によって、それは世界に繋がる一歩を踏み出す。
そうした「作品の可能性」を作家はどれだけ自覚しているだろうか?
パリの短編映画祭 Signes de Nuit からの8つの作品を通して、個人の "言語" がどのように世界に繋がっているかを見ていきたい。
The Festival Signes de Nuit (Pairs) http://www.signesdenuit.com/
毎年6月に開催されるフランスの国際短編映画祭。
次回開催は2007年6月13〜16日で、作品応募の締切は2007年 2月末。
無礼講特選プログラム:2006年新作集
-- 16:30-18:00 --
SVP2のメンバーによる上映プログラムから新作をピックアップし、あらためてこれからの「無礼講」像を展望する。上映後には作者とゲストを交えてトーク&ビールあり。