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  『無礼講にします!2006 秋』
 

今年もやります。SVP2としては2回目、通算で13回目の「無礼講」です。ビデオアートと新たな映像表現を紹介し状況を少しでも活性化したい、発表と交流の場を自ら作り発信し続けたい、という当初の動機は今も変わりません。 ビデオアートに限れば、一部の先鋭的な動きはあるものの、新たな動きは乏しく閉塞感さえあります。
今回の無礼講は市民ビデオとも連携し、観客も作者も運動も横断していきたい、そこから新たな活況を導きたいと考えました。 映像表現にはその力があると確信しています。

2006年の「無礼講」はTVF Cafeとの共催です。 TVF Cafeは市民ビデオに関わる様々な立場の人達による交流の場でもあります。 TVFの優秀作品と無礼講のセレクション、ビデオアートの新作をぶつけてみました。

開催日時
2006年9月29日(金)30日(土)・10月28日(土)3日間
9月29日(金)17:30開場 18:00〜21:00
9月30日(土)13:00開場 13:30〜18:00
10月28日(土)13:00開場 13:30〜18:00
土曜日はTVF Cafeとの共同開催
>>Night View/Cafe詳細
会場
ビクター新橋ビル B1ホール
〒105-0004 東京都港区新橋1-7-1
<会場案内地図>
victormap
参加費
9月29日(金)は無料
9月30(土)、10月28日(土)参加費 1000円



主催:SVP2(Spread Videoart Project)
共催:市民ビデオ研究会・市民ビデオ大学・東京ビデオフェスティバル
後援:日本ビクター株式会社
問い合わせ:
SVP2(Spread Videoart Project)03-3558-4560
e-mail: info@svp2.com
HP:http://svp2.com
blog:http://blog.svp2.com/
9月29日(金)
アニメーションの多様な展開
-- 18:00-19:00 --
デジタル表現の可能性をいかに作品世界に反映させていくか?
技法の成熟を超えて、より濃密な表現をTVFの最近の入賞作品に探る。
歴史を私有化したいのです:アートとドキュメントを巡って
-- 19:30-20:30 --
SVP2の佐藤博昭セレクション。自作も交えて、アートとドキュメントの間を揺れ動く作品をとりあげる。
終了後にトーク&ビールあり。

9月30日(土)
複数の私を巡って
-- 13:30-14:30 --
個人映像の表現には幾つもの「私」が現れてきた。
日記映画の手法を引き継ぐもの、作品の中に「私」を再構成して見せようとするもの。
このプログラムでは、TVF入賞作に加え、若い作家の作品から「私」の在処を発見する。
映画に向かうもの、超えるもの:『遺影』を巡って
-- 15:00-15:30 --
映像作家三宅伸行の新作短編『遺影』(2006年 15分)を上映し、
作者と共にこの「映画」がたどり着こうとする表現を考える。
Moving Images
-- 16:00-17:00 --
映画のプリミティブな現象である「運動」をテーマに、コンセプチュアルなものからアニメーションまで幅広い作品をセレクト。見る者の感情をMovingさせるものになることを願う。(田中廣太郎)
橋本 敏和/photos from a train window
川崎 友幹/a book of journey
鈴木 雄一郎/FOOT BALL FOOT
田中 廣太郎/WISIWYG -version- ,Kaizer

10月28日(土)
ビデオジャーナリズムはなぜ面白いのか:事実と表現を巡って
-- 13:30-14:30 --
市民ビデオ作家によるビデオジャーナリズムは新たな局面を迎えている。
TVFの作品を題材に事実と表現の関係を掘り下げる。
それはいつも世界とつながっている
The Festival Signes de Nuit セレクション
-- 15:00-16:00 --
一個人として何かを発するとき、それはかならず世界と繋がっていく。たとえそれが、秘めた幻想や夢想であっても、内なる怒りや苦悩であっても、形作るという行為(realization)によって、また見せる(expression)という行為によって、それは世界に繋がる一歩を踏み出す。 そうした「作品の可能性」を作家はどれだけ自覚しているだろうか?
パリの短編映画祭 Signes de Nuit からの8つの作品を通して、個人の "言語" がどのように世界に繋がっているかを見ていきたい。
The Festival Signes de Nuit (Pairs) http://www.signesdenuit.com/
毎年6月に開催されるフランスの国際短編映画祭。
次回開催は2007年6月13〜16日で、作品応募の締切は2007年 2月末。
無礼講特選プログラム:2006年新作集
-- 16:30-18:00 --
SVP2のメンバーによる上映プログラムから新作をピックアップし、あらためてこれからの「無礼講」像を展望する。上映後には作者とゲストを交えてトーク&ビールあり。
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