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無礼講2009 マレーシアスペシャル
〜地球温暖化が怖くてマレーシア人を呼べるか!〜
マレーシアはどこに行っても暑かった。人もアートも熱かった。
今年の無礼講には、SVPが出会ったマレーシアのビデオ作家5人が来日する。 彼らももちろん熱かった。秋の東京にアジアンアートの熱風が吹き込む。地球温暖化が怖くてマレーシア人を呼べるか!

開催日時:2009年10月2日(金) 、3日(土)
会場:六本木ストライプスペース http://striped-house.com/stripe-space.html
参加費:1000円(1日通し)

10月2日(金)16:00〜
Aプロ 16:30〜18:00
Bプロ 18:00〜19:00
Sプロ 19:30〜21:00 (パーティー含む)
10月3日(土)13:00〜
Aプロ 13:00〜14:30
Cプロ 14:30〜15:30
Bプロ 15:30〜16:30
Pプロ 16:30〜19:00 アーティストプレゼンテーション
(マレーシア作家5名各30分)


Aプログラム
ドキュメンタリーの動向
〜混在する文化と顕在する記憶〜(約90分)

10月2日(金)16:30〜18:00
10月3日(土)13:00〜14:30

ナジブ・ラザクの作品はマレーシア漁民の伝統を見つめた作品である。 この作品を起点に、地域と歴史、独立運動の軌跡、ドキュメンタリー表現の追究を見る。 言葉では埋めることができない隔たりは、確固としてある。マレーシアの多様性を知る教科書はドキュメンタリーである。

上映作品
『Child of Mermaid』(人魚島の子ども)
Naguib Razak ナジブ・ラザク 1999年 10分

『Rainy Days』(雨の日々)
Rajen Paramesran 2006年 13分

『MEMBACA KAFKA DI AMERIKA』 
chi too 2008年 5分

『Ten Years Before Independence』
(独立十年前)
Fahmi Reza ファミ・レザ 2007年 30分

『Re: looking』(再:見る)
Wong Hoy Cheong ウォン・ホイチョン
2002〜04年 30分


Bプログラム
ドキュメンタリーの動向
〜混在する文化と顕在する記憶〜(約90分)

10月2日(金)18:00〜19:00
10月3日(土)15:30〜16:30

マレーシアでのビデオアートはまだ若く、多くの作家によって表現が模索され、更新され続けている。 シュウ・ワイはパフォーマンスをベースに、さまざまな環境の中に自身を投じてみせる。 サウンドトラックはボイスパフォーマンスと環境音で構成される。マスヌールはマレーシアの文化的混在をユニークな手法で見せる。 シャロンはコミュニケーションをテーマにしたワークショップを各地で展開しているが、映像作品でも作品成立のプロセスを問題にしている。 カマルはライブパフォーマンスでも作品を発表している。自ら作る音楽と都市のランドスケープとの関係をその題材に使う。 ヌルハニムの作品は、一見するとグロテスクな変容を扱っているのだが、その真意はマレーシア文化の変容も照射することである。

上映作品
『IN THE TANK』 (水槽内)
KokSiew-wai コク・シュウワイ 3分

『THE BREATH OF TIME』(時の息吹) 
Kok Siew-wai コク・シュウワイ 10分

『Garlic Red Onion』(にんにく赤たまねぎ)
Masnoor Ramli Mahmud  マスヌール・ラムリー・マフムード 2006年 5分30秒

『SAMSENG (GANGSTER) 』(悪漢)
Masnoor Ramli Mahmud  マスヌール・ラムリー・マフムード2009年 1分

『CURIOUS』 (興味津々)
Masnoor Ramli Mahmud マスヌール・ラムリー・マフムード 2009年 1分

『HAPPY NEW YEAR MA…』(謹賀新年 マ…)
Masnoor Ramli Mahmud  マスヌール・ラムリー・マフムード 2009年 1分

『Making Night』(夜を作る)
Sharon Chin シャロン・チン 10分

『seRANGga』(セランガン)
Nurhanim Khairuddin ヌル・ハニム・カイルディン
2005年 5分

『Soundscape Journal no 1』(音景日誌第1章)
Kamal Sabran カマル・サブラン 2009年 10分

『proclaim』(宣言)
Hasnul J Saidon ハスナール・J・サイドン 
1995年 10分


Cプログラム
日本プログラム
〜場所の記憶と映像の忘却〜(約60分)

10月3日(土)14:30〜15:30

ここにあるのはドキュメンタリーやフィクションといったジャンルの垣根ではない。
作品が生成される場に立ち会った者とそれ以外との差があるのだ。
作品を見る時、その差は俄に拡大し、またある時には驚くほど接近する。
手法に傾倒するのはもう辞めよう。ここにある作品が映像の新しい力を示してくれる。

上映作品
『それは表象の庭で失われた』
大江直哉 2007 7min 40sec

『Shot』西山修平 2007 11min

『ここにいることの記憶』川部良太 2007 28min

『合い(AI)』 韓成南 2006 9min

『喪失の記憶』奥野邦利 2008 5min


Sプログラム
ライブパフォーマンス
〜越境する風景と対峙する音像〜(30分)

10月2日(金)19:30〜21:00(パーティー含む)

マレーシアの作家と田中廣太郎とが、東京でひとつのアクションを試みる。 それぞれの都市の風景とそこにある音を題材に、作家たちが越境し、干渉し合う。 採集された風景と音は東京でミックスされ、ライブアクトとして発表される。


Pプログラム
マレーシア作家による無礼講な30分×5
10月3日(土)16:30〜19:00
アーティストプレゼンテーション
(マレーシア作家5名 各30分)

無礼講ではおなじみのアーティストが作るプログラム。
持ち時間30分で、マレーシア作家はプレゼンテーションをするか?パフォーマンスをするか?あるいは観客とやり取りをするのか? 
主催者は持ち時間と上映環境だけを彼らに伝え、当日まで内容が判らない。上映プログラムにはない、ライブの魅力を発揮する。
東京でのラスト・プログラム。

順不同
Kamal Sabran (カマル・サブラン)
Sharon Chin (シャロン・チン)
Kok Siew-wai (コク・シュウワイ)
Nur Hanim Khairuddin(ヌル・ハニム・カイルディン)
Masnoor Ramli Mahmud(マスヌール・ラムリー・マフムード)


>>来日マレーシア作家プロフィール
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